脳神経外科医としての知見と職人の技術で人と向き合う
2023.05.31 update
vol.3 日本の医療をさらに推し進めるために
領域を超えたコラボレーションが新しい発見をもたらすのです
ドイツから帰国後、阿久津博義先生は耳鼻咽喉科と連携して行う下垂体・頭蓋底腫瘍の経鼻内視鏡手術に取り組み始めます。この術式は日本ではほとんど行われておらず、理解を広げていく過程では困難もあったといいますが、人とつながりながら症例を増やし、今では多くの病院や学会・講演会で指導を行っています。脳神経外科領域の治療や研究へかける思い、若手の医師に伝えたいことを伺いました。