グラフト

DuraGen® 人工硬膜

脳神経外科手術や脊髄外科手術において、硬膜の補綴閉鎖を目的に使用いただくコラーゲン使用吸収性人工硬膜です。”硬膜は修復から「再生」の時代へ”をコンセプトとする製品です。

製品技術解説

鹿児島大学病院脳神経外科

藤尾 信吾先生

DuraGen® 技術解説動画

         

製品特徴

特徴

  • 生理食塩水に湿潤すると柔軟性を帯び、表面張力により欠損部位の形状に密着します。
  • 血小板がコラーゲンに接触すると、フィブリン塊の形成が促進されます。
  • フィブリン塊により防水バリアが形成され、適用部位の表面に更に密着します。
  • 縫合を必要とせず、髄液漏の防止に寄与します。
  • 多孔質コラーゲンマトリックスは、繊維芽細胞を素早く浸透させ、繊維芽細胞の活動を促進します。
  • 繊維芽細胞が新しいコラーゲンを生成し、沈着するための足場として機能します。
  • 繊維芽細胞による組織再生に伴い、コラゲナーゼ等の酵素反応により経時的に分解吸収され、最終的には硬膜様組織に置換されます。

詳細情報

本製品の使用方法について

  • 本品をつぶさないように注意しながらパッケージから無菌的に取り出します。
  • 必要に応じて適した形状に切断します。残存硬膜に最小1cm 重なる大きさとしてください。
  • 本品を乾燥状態のまま、滑らかな面を硬膜欠損部に当て、生理食塩水で湿らせてください。
  • 必要に応じて留置位置を調整してください。
  • 本品は留置するのみで、縫合する必要はありません。

製品スペック

寸法:

  • 5cm x 5cm
  • 7.5cm x 7.5cm
  • 10cm x 12.5cm

カタログを参照ください。PDF

DuraGen 人工硬膜

販売名: DuraGen 人工硬膜

医療機器承認番号: 23100BZX00057000

医療機器分類: 高度管理医療機器

製造販売元: Integra Japan株式会社

JANコード情報: PDF

医療機器添付文書: PDF

「DuraGen 人工硬膜」 添付文書改訂のお知らせ: PDF

CLINICAL DEVICE LINKS

  • 福岡大学医学部 脳神経外科 講師
    小林 広昌 先生

    バイパス手術で合併症を回避する3 step DuraGen®︎ method

    CDL_DuraGen-Vol7_Dr.-Kobayashi

  • 広南病院 脳神経外科 臨床研究部長
    川口 奉洋 先生

    くも膜および硬膜の再建を企図した DuraGen®の使用経験

    CDL_DuraGen-Vol6_Dr.-Kawaguchi

  • 刈谷豊田総合病院 脳神経外科
    島戸 真司 先生

    当院でのDuraGen®の使用経験
    ~外減圧術症例の検討

    CDL_DuraGen-Vol5_DrShimato_logo

  • 日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院
    岸田 悠吾 先生

    名古屋大学医学部附属病院
    竹内 和人 先生

    DuraGenによる経鼻・経頭蓋硬膜再建~再生過程の所見と使用法について~
    DuraGenの使用方法とテクニックと応用

    CDL_DuraGen-Vol4_DrKishida_DrTakeuchi

  • 川崎市立川崎病院 脳神経外科
    田村 亮太 先生

    減圧開頭術後・早期頭蓋形成時に有用なDuraGenRを用いた
    Inlay-Onlay Sandwich Graft Techniqueについて

    CDL_DuraGen-Vol3-Dr.Tamura-1

  • 東京医科⼤学 脳神経外科
    松島 健 先⽣
    伊澤 仁之 先⽣
    河野 道宏 先⽣

    当科におけるコラーゲンマトリックス
    DuraGen®の初期使⽤経験

    CDL_DuraGen-Vol2-Dr.-Matsushima-et-al

  • りんくう総合医療センター
    萩原 靖 先生

    重症頭部外傷治療における多孔質コラーゲンマトリックス(DuraGenR)の可能性

    CDL_DuraGen-Vol1-Dr.-Hagihara

           

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