脳腫瘍に対する開頭術の役割が大きく変化を遂げている中で、限られた症例数や環境内でどのように脳腫瘍開頭術の手術技術の向上を図ればよいのかを解説いただきました。第1回目は、脳神経外科手術の工程を組み立てるための考え方と、手術手技の評価と言語化についてです。山本先生ご自身のご経験は、大変参考になると思います。
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第2回は、骨鉗子のみを用いた前床突起削除の手術手技でも前床突起にpneumatizationを伴う場合について、動画と症例写真で解説いただきました。また、全体的なまとめとして、骨鉗子のみを用いた前床突起削除の手技を、短時間で安全に行うためのポイントについても挙げていただいています。ぜひ、ご覧ください。
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血管内治療が第一選択となることが多い後頭蓋窩動脈瘤や内頸傍前床突起部動脈瘤などでは、開頭手術の経験を得ることが難しい専門医も多いが、動脈瘤の形状などから開頭手術が適している場合もあり、その技術の維持・伝承が重要と先生はおっしゃいます。今回は、内頸傍前床突起部動脈瘤の開頭手術において、先生の施設で行っている骨鉗子のみを使った前床突起削除について解説いただきました。
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第3回目は、治療手段の多様化についてです。患者の希望に沿いながら、どのような治療を選択していけばよいかを、症例や動画とともにご紹介しています。難しい症例に対して、良く調べ、準備し、必要に応じて経験豊富な医師に支援を仰ぎ、自施設で治療を完結する努力が大切だとおっしゃる先生。ぜひ、ご参考にしてください。
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第2回目は、定位手術における正確な診断やターゲット設定について、脳神経内科とどのように協力体制を築いていけばよいかを解説いただきました。事前のシミュレーションが重要になる中で、症例がそれほど多くない施設でもイメージトレーニング可能なプランニングソフトについても触れていただいています。
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歴史がある定位・機能神経外科分野の治療について、改めて振り返っていただき、手技の工夫と課題について述べていただきました。第1回目は、定位・機能神経外科の対応疾患と鹿児島大学の医療環境についてです。対象となる疾患の幅広さや鹿児島大学が置かれている医療体制などについて解説いただいています。
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第2回目は水中手術についてです。水中で手術を行うメリットやデメリットについて、また、内視鏡下シリンダー手術の限界や課題についても触れていただきました。今後、手術を始めようと考えている脳外科医に向けて、経験しておいたほうがよい症例や術式のポイントについても解説いただいています。ぜひ、ご覧ください。
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深部病変へのアプローチに有利な円筒形リトラクター(シリンダー)を用いた手術に、内視鏡を組み合わせることで、顕微鏡手術では不可能な術野展開が可能になると話される竹内先生。シリンダー手術の概要からシリンダーの種類、挿入方法、手術に用いる器械など、基本操作から応用まで詳しく解説いただいています。
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日第3回目は、OTAにおける対側視野を確保するための剥離操作と準備についてです。対側の術野をあらかじめ確保するための準備やポイントについてご解説いただきました。また、「OTAにおける注意点」として、OTAに関連した合併症についてもいくつか詳しく触れていただいています。ぜひ、ご覧ください。
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第2回目は、OTAにおける両側性の良好な視野確保についてです。Galen静脈周囲のくも膜構造や、実際の手術でGalen静脈周囲のくも膜がどのように見えるのかなども動画でご紹介しています。さらに、IOAMとGalen静脈の解剖学的関係を利用した鈍的剥離についても述べていただいています。詳しいイラストや具体的な説明は、とても参考になると思います。
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